今年の振り返り

先日、今年最後の目標としていた加古川ラソンを終えた。今年の走行距離は下記の通り。

  1月 263km ハイテクハーフ(1:23)
  2月 116km
  3月 139km 東京マラソン(3:01)
  4月 186km 青梅高水(3:23)
  5月 185km ⛰️×3・1500(4'56)・5000(17'56)
  6月 191km ⛰️×3・1500(4'44)・5000(17'27)
  7月 212km 嬬恋・野沢・富士登山競走
  8月 203km 1500(4'31)
  9月 241km 1500(4'41)
  10月 297km 5000(17'40)
  11月 241km 上尾シティハーフ(1:21)
  12月 102km(~16日) 加古川ラソン(2:55)

9月以降『アドバンストマラソンレーニング』の最も距離が少ないプログラムをほぼなぞった。ただ、距離を減らしたり練習をカットした日が何度もあり、300kmを越えた月は一度も無い。それでも目標としていたSub3は達成することが出来た。

この辺りで一度、今年の流れを振り返りたいと思う。今年は下記の点を心掛けて走った。

①絶対に怪我をしないようにする

何事も『絶対』は無い。それでも陸上競技経験の無い中年のランナーが絶対に避けるよう努めなくてはならないのが怪我だと思う。怪我をすると練習が積めない分だけをマイナスとして考えがちになるが、正確には、怪我をしなければ向上したであろう分、走らない間自然に低下する走力、更に加えて中年ランナーは10~20代のランナーと違い、老化による走力の自然低下があり、取り戻さなくてはならない分が想像以上に大きくなってしまう。よって『絶対』に避けなくてはならない。

その為、以下の点に気を付けた。

  ・練習前に疲労を感じたら躊躇なく休む。
  ・練習中に違和感や痛みが出たら即中止し休む。
  ・ロード、芝、不整地とバランスよく走る。

結果、1週間程度の様子見が2回あったものの月単位で痛みが出続けるなどといったことはなく、継続して走り続けることが出来た。走力の少しの停滞と向上はあったが、低下は無かったのだ。

②体重を気にせず食事を取る

現在の体重は71~72kgほど。以前に考えていた自分の理想(67~68kg)よりも重い。しかし、今年はレース前に限らず、普段も食事面で我慢するようなことは無かった。食べたいものを我慢してストレスを溜めるよりも『よく食べて、よく走る』方が遥かに良いという、よく考えれば当たり前のことに気付いた。習慣的に走り、バランス良く食べ、過食を避ければ、走りたいペースに見合った体型に身体が自然と成ってくれる、そう考えるようにもなった。
但し、ゼロではないけれど、菓子類を食べる回数は以前よりもグッと減った。あと酒は殆ど飲まなくなった。年間を通して片手で足りる程の回数だったろうか。PFCはもちろん、品目もバランス良く取るよう心掛けた。過食も避けた。要はバランス、そう適度に調節するということが大事なのだ。

③プログラムに縛られず、その日の調子に応じて負荷を調節する

日々のジョグ・練習においては先に述べた①の為にも積極的に負荷を減らし、カットした。違和感があれば休み、調子が悪ければロング走の日は設定がRP80~90%でも迷わずキロ5~6分に負荷を落とした。距離を減らすこともあった。

書き並べてみてやはり、どれも良く考えれば当然のことだと思う。近道なんてものは無く、王道しかない。王道から少しでも外れない様にどれだけ気を付けるか。来年もコツコツ、淡々と走っていこうと思う。