加古川マラソン

手元で2:55。何とかサブ3。

河川敷コース特有の風に加えて低気温で中々厳しいレースに。下流へ向かう際の強風は以前走った渡良瀬遊水地に匹敵。ウェアの選定はもっと慎重に行うべきだった。ミレーのドライナミックメッシュ着ても良かったかも。

朝食はあんパン1個、どら焼1個。スタートまで水を適時3口飲む。

ジェルは、8・16・24・32kmで補給。Ando→ライスピュレ→ウィンゾーン→ウィンゾーンの順。Ando、飲みやすいけれど少し嵩張るのでロードでは次は無いかな。トレイルなら良いかも。ライスピュレは飲み込むのに少し手間取った。あと少し開け難い。こちらもロードでは無し。

給水は補給のあとの給水所で適時、30km以降はほとんど取らず。脚の攣りは40km辺りでの1歩だけ。それも攣りそうになっただけで済んだ。

スタートして5km位の時点で上尾との調子の違いを感じ、4'/kmペースに縛られずに走れたのが結果としては良かった。上尾の10km過ぎに見たトンネルビジョンというか、身体が自動で動いている自分を少し後ろから観てる様な感覚、それでいて非常に冷静に楽に思考出来る状態(「あぁ、今日はもうこのペースのまま行っても大丈夫だな」とか)。これを毎回引き出せれば良いのにな、と思う。が、中々難しい。日常的にその感覚を引き出すことを意識すれば、それを当たり前に近い状態まで持っていけるのだろうか?大切なのは、「『その日の』適正ペースで走る」ということなのかもしれない。

なんやかんやと4年と少しかかってしまった。陸上競技経験が無くても、過去に10年以上の喫煙歴があっても、走り始めたのが35歳でも、月間300km走らなくてもサブ3は出来ると分かった。とは言ってもゴール前の数kmの風で身体が冷え切ってしまい、ゴール直後は嬉しさとか達成感など何も無く「早くテントに行って着替えたい、早く上着着たい」としか頭になかった。

これからじわじわ込み上げてくるのだろうか。それとも次のマラソンのことで頭が埋められてしまうのだろうか。