メモ

トレイルのレースに向けて、山道を15kg背負って20km 1,500mD+を歩くのと、5kg背負って30km 2,000mD+を早歩き~小走りするのと果たしてどちらが良いトレーニングに成るだろう?仕事量だけを見れば前者の方がより多い。

しかし、そもそも「良いトレーニング」とは何だろうか?目標・ターゲットは?4~5kg背負って70km 4,500mD+を可能な限り速く移動するのが目標だとすれば?

中・長距離とトレーニングの原理原則は変わらないだろう。ピリオダイゼーション(期分け)、ピーキングも同じ。ジョグによる脚作り心肺の強化を基盤とし、その上で心拍を幅広いゾーン隈なく鍛えることでパフォーマンスのピークを高める。自分のレースでの心拍域・スピードを推定し、レースへ向けて徐々に特異性を高めていく。

垂直方向への動きに関するトレーニング、特に下りでのアジリティは、山を走るか若しくは効率を求めるなら特殊なメニューが必要だろう。ラダートレーニングが最初に思い浮かぶ。ダンスのステップなども意外と良いクロストレーニングになるのではないだろうか。

最初の質問に戻ると、答えは「レースへ向けた期分けに応じて『両方』を適時に行う」だろうか。重い荷物を背負って動ける基礎的な脚を作りつつ、軽い荷物で速く長くける身体を作る。ともかく、近道は無さそうだ。