日本山岳耐久レースの個人的展望

当日まで50日余りとなったので一度レース全体を展望し、タイム予測や当日までの準備等について纏めたい。

【レース全体について・予測タイム】

日本山岳耐久レース(通称ハセツネCUP)は全長71.5km・累積標高4,582mの山岳レース。累積標高が距離の6.4%。これはITJ(4.7%)より少し険しく、4100D(6.3%)やFTR100(6.5%)、箱根外輪山(6.6%)と概ね等しい。スカイレースよりは緩やか。走ったことがあるコースと比較すると何となくイメージが湧きやすい。

何年か前の4100Dを9:28、ITJを9:40、FTR100(A7 70km)を13:27で走っている。これらのタイムを参考としたい。4100Dの時は何も考えずに走っていた。ITJとFTRは両方とも序盤に飛ばし過ぎ、後半持たずに大失速すると言うビギナー感が迸る走りだった。序盤の走りを失敗するとこのタイムになるということ。直近の富士登山競走はスタートから周りの雰囲気に飲まれずに自分のペースを守った結果、自分なりに良い走りが出来たと思う。やはりスタートから自分のペースを守ることが大事だ。

走力自体はそこまで低下しているとは感じていない。先日の富士登山競走の様に落ち着いて心拍を抑えられれば無理の無いペースで自分の走りが出来るだろう。

現状だと振り絞って10~11時間が現実的なタイムだろうが、やはり10時間以内を目指したいと思う。順位としては100位以内、且つ可能な限り上の順位を取りたい。普段全く気にしていないが、レース後にITRAのPIが600越えたら密かに嬉しいかな、くらい。

【トレーニング・試走について】

とはいえ、ロングレースを最後に走ったのは2年前のFTR100以来。それもA5の50km以降は散々な走りで、恐らくまだまだ距離耐性が不足している。後1ヶ月で可能な限り距離に慣れなければいけない。週末のロング走を、

  8/20 トレイル 180'
  8/27 トレイル 210'
  9/3 トレイル 240'
  9/10 トレイル 270'
  9/17 トレイル 300' (3週前 最大負荷)
  9/24 トレイル 240' (2週前 負荷減)
  10/1 芝ジョグ15~20km (1週前 調整)

大雑把にこのくらいのボリュームで走りたいと思う。余裕があるようなら都度増やし、もし回復が追い付かなければ減らす。シンプルだ。

加えて5月から続けている週2回のトレッドミル傾斜走も行っていく。こちらも疲労度と脚の状態によって柔軟に調節していく。

  8/22 30' 8km/h
  8/25 33' 8km/h
  8/29 36' 8km/h
  9/1 39' 8km/h
  9/5 42' 8km/h
  9/8 45' 8km/h
  9/12 48' 8km/h
  9/15 51' 8km/h
  9/19 54' 8km/h
  9/22 57' 8km/h
  9/26 60' 8km/h
  9/29 50' 8.1km/h
  10/3 40' 8.2km/h
  10/6 30' 8.3km/h 又は ファルトレク30~40'

【補強について】

富士登山後半の登りで大腿四頭筋の筋力不足が浮き彫りになった。改めて補強を行っていく。

  スクワット
  ランジ
  カーフレイズ
  腕立て
  懸垂
  プランク

基本的なありきたりのメニューだけれども、確りと記録を取って実施したい。